vol.23 Ice Jewelry ①
COLUMN
代表コラム
~ アイスショーと私 ~
2022.06.21
コラム
フィギュアスケート
テーマ:
vol.23 Ice Jewelry ①
結果として赤字になってしまった“チャンピオンズ・オン・アイス”が終わり、来年はどうしようかと思いました。分かっている事は今まで頼ってきた海外スタッフとはこれを機に手を引き、新たな枠組みで計画をする必要があると言う事でした。
ただその前にもう来年はショーを開催出来ないではないかと言う不安で一杯で、まず最初にやらなければならないのは、アイスショーを開催したいと言う考えを持ち、その為にCICと組んで主催をしてくれる会社を探す事でした。
そんな時、2004年から“ドリーム・オン・アイス”でずっとご一緒している産経新聞社の青柳氏より、アイスショーに興味を持っている新聞社があるので一緒にご挨拶に行きませんかと、まさに渡りに船の様な申し出があり早速行く事になりました。
場所は金沢市香林坊、そこに近隣のビルよりも抜きん出て高いビル、まさにそびえ立つという表現がぴったりなビルで、それが地上21階「北國新聞社」の本社ビルでした。
打ち合せは夜おそくまでかかり、同行の青柳氏からこちらから出向いたのでそろそろ食事でもという感じで先方がどこかお食事処に連れて行ってくれるのではと言っていましたが予想ははずれ、あっさり社内で挨拶されて別れました。初めての開催となるのでもう少し互いに話が出来たらなと思いつつ。
21階の本社ビルは21世紀へ羽ばたくと意味合いがあるそうですが、兼六園などの観光地にも近く城下町の景観を損ねると論争にもなったそうです。ともあれ、石川県のメディアとしては相当な力がある事は疑いようもなく主催として組む相手として、これ以上の会社はないと思いました。
金沢での場所は「いしかわ総合スポーツセンター」で2009年8月27、28日に開催。
一方海外スタッフとしては“チャンピオンズ・オン・アイス”で知り合ったジョニー・ウィアさんの元マネージャーから別のプロデューサーも紹介され、海外スケーターの契約に関しても新しい体制が整いはじめました。